HARG療法

HARG療法の適応症状

HARG療法では、様々な原因によって起こる薄毛や脱毛症状について、育毛・増毛効果が期待されています。 男性の薄毛・禿げのみならず、女性の薄毛の悩み対しても大変有効な治療法です。

髪の根元が細くなり、密度もまばらで髪の薄さが気になる程度の軽度の薄毛であれば、各種ビタミン、 アミノ酸等の育毛成分を混合させた 育毛メソセラピー注射のみでも十分に効果を実感できますが、 脱毛が進んで明らかに毛髪が薄い方には育毛メソセラピーに幹細胞から抽出したタンパク注射を併用するHARG療法がおすすめです。 HARG療法は、男女問わず容易に低侵襲で育毛増毛効果を得られ、軽症の薄毛の育毛はもちろん、 従来は植毛やカツラの適応だった高度禿髪の患者さんに、新しい希望を提供できると考えております。

また、最近プロペシアに対して治療抵抗性を示す遺伝子が見つかっております。 この遺伝子をお持ちの方はプロペシアを飲み続けても効果がありませんので、HARG療法の適応となります。

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治療方法

HARG療法では毛髪再生に必要な各種ビタミンやたんぱく質アミノ酸成分などを配合した 「育毛メソヘアーカクテル」にさらにヒト脂肪幹細胞から抽出した「幹細胞抽出タンパク」をブレンドした「HARGカクテル」を使用します。

「育毛メソヘアーカクテル」は毛髪再生に必要なビタミンB、血管拡張作用のあるブフロメジル、 毛髪のタンパク質ケラチンを構成するアミノ酸システインを含有する 「メソヘアー」に、さらに毛髪再生に必要なビタミンH、C、Eなどをブレンドして個人の症状にあわせたカクテルを作ります。

通常の育毛が目的であれば「育毛メソヘアーカクテル」のみでも十分ですが、さらに毛量を増やして、 増毛効果を出すためには「育毛メソヘアーカクテル」に脂肪幹細胞を5世代培養した細胞から抽出された蛋白を混合したメソカクテル(HARGカクテル)を作成します。

このHARGカクテルを3週間おきに頭皮に直接、ナパージュ法あるいはダーマローラーを用いて浸透させ、3〜6回繰り返します。 抜け毛の減少、 髪質の改善などの自他覚症状の改善がみられ、さらに休止期の毛根が刺激されて増殖を始めますので再発毛がおこります。

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HARGカクテル注入法による、毛包と毛髪再生の様子

下図の動物実験DATAにより、HARGカクテルにより毛髪を包む毛包が再生され、発毛している様子がわかります。
動物実験データ

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HARG療法に含まれる成分

幹細胞に含まれる多くの成長因子の中でもKGF(髪の毛の元になる細胞を刺激する物質)が多く含まれていますので、増毛効果が見込めます。
AAPEワークショップデータ

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治療について

<治療期間>
HARG療法では、一定期間継続して受けていただくことにより効果が現れてきます。
基本的な6回で1クールとなりますが、早い方では約3回で発毛効果を実感いただくことができます。
※状態により個人差があります。

<治療時間>
約15分〜20分(1回)
事前に担当医師による十分なカウンセリングと治療法の説明をいたします。

<治療後について>
治療が終了し毛髪再生効果が見られた後は、育毛状態を保つためにも2ヶ月に1回程度のフォローアップ治療に通院していただくことをおすすめします。

施術費用はこちら

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日本医療毛髪再生研究会について

「日本医療毛髪再生研究会」は、より安全で効果の高い毛髪再生治療の確立と提供を目指し、 世界各国の研究者と連携して研究を行っています。これにより成長因子(Growth Factor)を用いた毛髪再生医療「HARG療法」に着目し、 医療機関でしか施術することのできない毛髪再生を実証しました。

「HARG療法」はこの研究会における各専門医のもとにのみ治療を行うことが認められており、 美容横浜クリニックの総院長である福岡大太朗医師は、研究会会長として当研究会の臨床応用研究に参画しています。

日本医療毛髪再生研究会

研究会会長:
福岡 大太朗(医学博士・美容横浜みなとクリニック総院長)
研究会医師:
石井 良典(スキンクリニック院長)
鎌倉 達郎(聖心美容外科統括院長・聖心再生医療センター所長)
研究会医師:
巣瀬 忠之(医学博士・美容横浜みなとクリニック院長)

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